2014_01
15
(Wed)10:00

スペイン・レコンキスタの原点を見に行く! レオン:サン・イシドロ修道院

! Hola a todos !  

今日は、レオンの町のサン・イシドロ修道院のご紹介...といく前に、こちらの修道院前に建っている建物をご紹介します。

こちらは、グスマン・エル・ブエノと呼ばれる方の生家。
グスマン・エル・ブエノというのは、軍人・レオンの貴族でメディナ・シドナの家の創設者である ”アルフォンソ・ペレス・デ・グスマン” という方のニックネームだそうです。
この方は、1275年に起きた北アフリカ侵略やモロッコ内紛などで功績をあげた方で、それによって豊かになった後、シエラ・デ・トレブヘナというところで亡くなりました。
建物は、現在 検察局・レオン県の裁判所・第八地方裁判所として使用されているそうです。
 1909 Casa de Guzman el bueno 1910 Casa de Guzman el bueno
以前にご紹介した ”Palacio de los Guzmanes(グスマネス宮殿)” も、このグスマン・エル・ブエノと関係がある...んでしょうね~。きっと。
 1200 Palacio de los Guzmanes ←グスマネス宮殿

ちなみに。
このグスマン・エル・ブエノという方の像が、大聖堂からレオン駅へと向かうオルドーニョ2世通りからパレンシア通りへと繋がるロータリーのところに建てられていますよ。
 2262.jpg ←グスマン・エル・ブエノ像

さて、では今日のメインの ”サン・イシドロ教会:Basilica de San Isidro” の紹介をしましょう。
サン・イシドロ教会の正面の外観は、このような感じになっています。
 1911 Real Colegiata de San Isidoro

この教会は、セビージャの大司教イシドロさんに捧げられた教会です。
11世紀末に建物の建設が行われ、その後も増改築が施されたので、ゴシックやルネッサンスなど各様式が混在しています。
教会の前は、大きな広場になっていて ”サン・イシドロ広場” と呼ばれています。 広場周辺には、レストランやバルも何軒かあります。
 1912 Plaza San Isidoro ←サン・イシドロ広場

広場には、こんなブロンズ像も建てられていましたよ。
 1913 Plaza San Isidoro ←これはイシドロさん?

で、こちらが教会入口のファサードの部分。
 1914 Real Colegiata de San Isidoro 1915 Real Colegiata de San Isidoro
入口すぐ上の部分には、キリスト教の ”イサクの燔祭(はんさい)”(写真左)という場面が描かれていて、てっぺんにはイスラム教を撃退するイシドロさんの騎馬像(右写真)があります。
 イサクの燔祭 聖イシドロ騎馬像
ちなみに、イサクの燔祭(イサクのはんさい)とは、旧約聖書の『創世記』22章1節から19節にかけて記述されているお話し。
神が、アブラハムという男の信仰心を試すため、不妊の妻サラとの間に年老いて生まれた一人息子のイサクを、神の生贄として捧げるよう命じられてしまいます。 
アブラハムは、盲目的に神の言葉に従い、イサクの上に刃物を振り上げた瞬間、天から神の御使いが現れてその行為を止めさせられます。
そして、このときアブラハムが周囲を見回すと、茂みに角を絡ませた雄羊がいたため、彼はそれをイサクの代わりとして神に捧げたということです。

この試練を乗り越えたことにより、アブラハムは模範的な信仰者として讃えられているんです。
確かに、左写真の彫刻には、息子イサクに刃物を振り上げたアブラハムの様子がみられますね。

さて、入口から中に入ってみると、教会堂内部のつくりはこのような感じになっています。
 1917 Real Colegiata de San Isidoro

正面の主祭壇には、中央に銀の聖遺物箱がおかれ、その中にサン・イシドロの遺骨が納められているそうです。
そして、その上の方にはキリストを抱いたマリア様がいて、周囲はキリストの生涯を描いた絵で飾られています。
 祭壇 ←主祭壇の様子

次に、左手奥の方へ進んで行くと、奥に小さな建物があります。(下写真中央にある石積みされた部屋)
 1920 Real Colegiata de San Isidoro

この建物の中には、中央に十字架に貼り付けられたキリストの像が置かれた礼拝堂になっていました。
 1918 Real Colegiata de San Isidoro ←礼拝堂のキリスト像

更に奥に進むともう一つ礼拝堂があります。
ここは、”La capilla dse Santo Martino:サント・マルティーノ礼拝堂” です。
祭壇中央にいるのが、サント・マルティーノさんでしょうか?
 1919 Real Colegiata de San Isidoro

以上で教会堂内部の様子は終わりなのですが、この教会には他にも見どころがあります。
それは、レオン王国の一族が眠る”パンテオン(王家の霊廟)”というところで、別名「ロマネスク美術のシスティーナ礼拝堂」と呼ばれています。
霊廟への入口は、教会堂への入口とは別にあり、正面に向かって左手の方にあります。
教会堂への入り口付近にも何も書いてないので、注意してないとわかりづらいかもしれません。
 2140 Panteon Real Museo ←入口には、Panteon Museo って書いてあります。

ここを中に入ると、そこはお土産屋さんみたいになっています。
この奥にその霊廟があるのですが、中には入れる時間(スケジュール)が決まっていて、その時間にならないと入口の扉が開けられませんので、注意してください。(一定人数しか入れないみたいです)
お土産屋さんのカウンターでチケットを買って中に入ったら、霊廟の天井に描かれたフレスコ画に注目です。
ここでは写真撮影が禁止されていますので、皆さん礒の様子をお伝えするため、入口のお土産屋さんでポストカードを購入してきました~。 中はこんな感じになっていますよ。
 Museo de San Isidoro 2 ←霊廟内部のフレスコ画(ポストカード)

霊廟内部にはこの他にもたくさんの石棺があり、それらはみなレオン王国の王様などのものらしいです。 
また、狭い螺旋階段を上がっていくと教会の宝物室があり、そこには聖イシドロの遺骨を納めた聖遺物箱や、有名なドニャ・ウラーカの聖杯などが展示されています。

では。  23 ミニミニてあげくまもん
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