2014_01
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(Fri)10:00

お伊勢参りしてみました。 その5 二見浦(ふたみのうら)

! Hola a todos !  

今日は、 ”お伊勢参り” の最終回のお話しです。
あんまり興味がないかもしれないけど... 
伊勢の二見浦にある ”賓日館(ひんじつかん)” というところをご紹介します。

この賓日館とは、伊勢神宮にお参りに来る要人が宿泊するための施設だったんですって。
建てられたのは1886年(明治19年)で、大正天皇も避暑・療養のために滞在したこともあるそうですよ。
現在では、国の指定重要文化財に登録されています。
 348 二見浦 賓日館

門を入ると、まず昔の武家屋敷風の玄関があります。
入口は、大きな玄関の右手にあるところですよ。
 358 二見浦 賓日館 ←写真右端が入口

入口を入るとまず両側に下駄箱があり、すぐ右手に窓口があります。 靴を脱いであがったら、窓口で入館券を購入しますよ。
 1005_20140107221415309.jpg ←入館券

入館券を購入する際、荷物を持っていたらここで預かってもらえますので、申し出てみましょう。
また、玄関に厚手の靴下が用意されていますので、寒いときにはこれを履いてまわります。  
所々の部屋に、足を温めるホットカーペットが敷いてありますが、その他の部分が思いのほか床が冷たいので、カッコをつけてこの靴下を履いてまわらないと、後で後悔することになりますよ~。 

建物は2階建てになっていて、1階部分の間取りはこんな感じになっています。
 9000 賓日館1階 ←1階部分の部屋構成

入館券を購入したら、まずさつきの間に行ってビデオを見ます。
一通りビデオを見終わったところで、建物の中の見学を開始しま~す。
見学の最初は、お隣のことぶきの間から。
昔風の書斎みたいなつくり?ですね~。 
 364 二見浦 賓日館 寿の間 ←ことぶきの間

ここから見える庭園の景色はこんな感じです。 落ち着いた感じでなかなか素敵でしょ?
 366 二見浦 賓日館 寿の間 ←庭園の景色

ここから奥に進み、たくさんの客室があるところに入っていきます。
 371 二見浦 賓日館 ←客室の縁側前の通路。全て畳敷きです。

まず最初の客室はさくらの間。 
部屋の中には桜をモチームにしたものなどで飾られています。(障子の上には、桜の花の透かし彫りがありますよ。) 
他の部屋も同じように名前にちなんだもので飾られています。
 372 二見浦 賓日館 さくらの間 376 二見浦 賓日館 さくらの間 380 二見浦 賓日館 さくらの間

そしてお隣の部屋は、うめの間。
この部屋の欄間にも、梅の木の装飾がされています。
 384 二見浦 賓日館 梅の間 ←梅の木が描かれた欄間

この部屋とお隣のまつの間には、昔の?着物の布地を利用してつくった置物の”ミニ着物”が展示してありました。
最近流行の”ミニランドセル”...みたいな感じかな。
 385 二見浦 賓日館 梅の間 386 二見浦 賓日館 梅の間

こちらがそのお隣のまつの間。
 389 二見浦 賓日館 まつの間 ←まつの間

まつの間から見る庭園の景色です。
 392 二見浦 賓日館 まつの間 ←庭園の景色

ここから中央の廊下を挟み、同じように客室(つる、うぐいす、もみじ)が並んでいます。
こちらは海・庭園側ではないので、ちょっと暗めで部屋も少し小さめです。 
きっと、お値段的にはお安い設定だったんでしょうねぇ~。 (写真は中央廊下の景色)
 397 二見浦 賓日館

下の写真は中庭。
間取り図で中庭と紹介されているのとは別のもの。 渡り廊下を挟んで2つある中庭のうちの一つです。
 400 二見浦 賓日館 中庭 ←もう一つの中庭

こちらがその二つの中庭の間にある渡り廊下です。
 403 二見浦 賓日館 ←中庭の間にある渡り廊下

客室側から渡り廊下を渡った先には資料室など(上の間取り図のオレンジ色の部分)があるのですが、ここは撮影禁止となっていましたので、画はありませ~ん。
資料室には、二見町の歴史的な資料や、この街出身の画家 ”中村左州(なかむらさしゅう)”さんの作品などが展示してあります。

展示室を一回りしたら、次は2階へ。
二階へ行く階段の手すりところには、こんな蛙の彫り物があります。
これは、手すり(支柱)と同じ一本の木(楠木らしい)から彫り出されたものだそうです。
 446 二見浦 賓日館 二見蛙
ここ二見では、『二見かえる』といって蛙がシンボルになっているんですよね~。

では、続いて二階の方へと行ってみますね。
 9001 賓日館2階

で、二階に行って最初に入るのは、こんなに大きな部屋です!
全部で80畳ぐらいあったかなぁ。。。
昔は、こういうところで結婚式とかやったんですかねぇ。 ここは ”翁(おきな)の間” っていいます。
 412 二見浦 賓日館 翁の間 414 二見浦 賓日館 翁の間
宿泊客が多いときなどには、一般客はこういったところに詰められて宿泊させられたのかも。

そして、二階の窓からはこんな感じで中庭が見えます。
こちらは、先ほどとは違う方の中庭。 間取り図に乗っている方の中庭です。
 417 二見浦 賓日館 中庭 418 二見浦 賓日館 中庭

続いてご紹介するのは、 ”大広間” です。
さすがに大広間と言うだけあって、先ほどの翁の間とは比べものにならないほど大きいですね~。
それにステージなどもついてますよ。 まさに宴会・イベント用ですね。
 426 二見浦 賓日館 大広間
昔の建物でこんなに広いのは、お城かお寺ぐらいしか見られないですよね~。
比較的新しいのかも。。。
 419 二見浦 賓日館 大広間 420 二見浦 賓日館 大広間

で、大広間の天井には、こんな感じでモダンな感じの灯りがついていますよ。 
 438 二見浦 賓日館 大広間 ←古いシャンデリア風

そして、二階の最後の部屋は ”御殿の間” です。
御殿の間というだけあって、ここには皇族の方などが宿泊されたらしいです。 確かに、お部屋に品みたいなものがありますねぇ~。
 440 二見浦 賓日館 御殿の間

このお部屋の見どころは、天井と床框(とこがまち)と呼ばれる部分。
天井の方は、格式を重んじた”二重格天井”と呼ばれるものでつくられています。
(写真で、天井の格子部分が二重になっているのがわかりますか?)
そして、床框(とこがまち)っていうのは、床の間の一段高くした部分に使われている木の部分のことらしいです。
この部分は、輪島塗りでつくられ、部分的に貝殻の装飾(螺鈿:らでん)が施されています。
 床框 ←床框部分の拡大写真

そして、こちらが御殿の間から見える外の景色です。 一番眺めがよいお部屋なのでしょうね。
 442 二見浦 賓日館 御殿の間 443 二見浦 賓日館 庭園

これで大体の見どころのご紹介を終わります。
二階にはもう一つ ”千鳥の間” というのがあるのですが...こちらは紹介するほどのところでもないので、割愛させて下さい。(昔は、皇室の方のお付きの人などが使用した部屋とのことです。)

あとは...
建物のところどころに、洒落た装飾が入れられているのも見どころかな。 
円窓や透かし彫り...日本建築らしい繊細な感じがしますね~。
 370 二見浦 賓日館 429 二見浦 賓日館 大広間 436 二見浦 賓日館 大広間
 381 二見浦 賓日館 さくらの間

以上で ”お伊勢参り” シリーズのお話しは終了で~す!
長々とお付き合い下さいましてありがとうございました。 kuma_ojigi.gif
次回からは、またスペインのお話しなどに戻りたいと思います。
 
では。  23 ミニミニてあげくまもん
! Hasta luego !
またこられ
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