2013_09
03
(Tue)08:30

スペイン・レコンキスタの原点を見に行く! その12:オビエドの街

! Hola a todos !  

今日も引き続きスペイン北部の街 ”オビエド” の散策の様子をお届けします。
今回は、ほとんど旅行者が訪れない駅北の観光スポットをご紹介します。 

ナランコ山の観光を終えて、オビエドの街に戻ってきて最初に向かったのは、 ”サン・ペドロ・デ・ロス・アルコス教会:Iglesia de San Pedro de los Arcos” というところです。
 0420 Iglesia de San Pedro de los Arcos ←サン・ペドロ・デ・ロス・アルコス教会

この教会は、アスファルトに覆われた広い敷地の中央に、ポツンと建っている感じになってます。
 0421 Iglesia de San Pedro de los Arcos

この教会は、建てられた当初(12世紀以前)は ”San Pedro del Otero (丘の上の聖ペドロ)” と呼ばれていたそうです。 そのときは、農村の謙虚な礼拝堂だったようですよ。
この教会の創設年がはっきりしていないのは、現在まで何度も移転してきた(34回も!)ためで、その移転によって、創建時を記録していた書物が失われてしまったからだそうです。
現在の建物は、1910年に建築家D. Luis Bellidoという方によって建てられたものです。
この教会は、場所が丘の上にあるので街を一望できたので、内戦などの時には戦略的な形で扱われ、実質的な教会としての機能が破壊されてしまいました。
以前は墓地もあって埋葬などもやっていたそうですが、1956年にはその埋葬行為も停止することになってしまったそうですよ。

そんなちょっぴり悲しい歴史を持つ教会のまわりをぐるっとまわってみましょう。
 0422 Iglesia de San Pedro de los Arcos 0423 Iglesia de San Pedro de los Arcos
なにか...ポツンと建っているって感じでしょう?

こちらが正面入り口から中を覗いた様子です。
もうすぐミサが始まるというので、残念ながら中には入れませんでした。(それ以外の時間なら入れるそうです)
 0424 Iglesia de San Pedro de los Arcos ←教会内部の様子

教会の周りを一通りまわって戻ってくると、ちょっと胡散臭げなおじさんが近づいてきて、あれこれ話しかけてきました。
で、その話を要約するとこんな内容でした...
『この教会のことについて詳しい(いろいろ勉強した)ので、1時過ぎに来れば中をガイドをしてあげる。 自分は、ルーマニア人で、内戦とかいろいろあった時にこっちに移住してきたんだ。』と。
明らかに ”自称ガイド” といった風貌で、ガイドの資格はなさそうです。
でも、ナランコ山のキリスト像やその近くのレストランのことなど、いろいろと教えてくれました。
だいぶ ”胡散臭い感じのおじちゃん” でしたが、根は親切な感じのようでした。

その ”自称ガイド” のおじちゃんの話によると、この教会は内戦などの戦火の影響をかなり受けたようで、建物の壁にそのときの砲弾が残されたままになっているとのこと。
よくよく見てみると、まだ壁に砲弾が残されたままになっているところがありました。(写真中の黄色の丸で囲んだ部分)
 0425 Iglesia de San Pedro de los Arcos ←黄丸で囲んだところに砲弾が!infantry_bazooka.gif

そういわれてみると、他にもあちこちに不自然に壊れた跡が...
 0426 Iglesia de San Pedro de los Arcos ←この崩れた壁の部分も...

こっちもその影響なのかなぁ。。。 これがそうかはわからないけど。
 0432 Iglesia de San Pedro de los Arcos ←このように破壊されている部分があちこちに。

ということで、おじちゃんはいろいろと教えてくれたあと、なにやらお金を欲しそうにしていたので、1ユーロだけ渡してあげました。 
すると、おじちゃんもだいぶご機嫌になりました~。
で、その後、おじちゃんに別れを告げて、次の観光場所へと向かいました。

次の観光場所は、この教会から駅に向かって少し行ったところにある ”Acueducto de los Pilares:ロス・ピラレス水道橋” です。
下の写真の公園みたいなところの階段を降りていくと、その先にあります。 
 0434 Acueducto de los Pilares ←水道橋のある広場

階段を降りて下の広場に行くと、こんな感じの水道橋が建っています。 
昔はあちこちの街に水道橋があったようですが、残っているところは少ないですね。
 0436 Acueducto de los Pilares

ちなみにこの水道橋(ロス・ピラレス水道橋)は、1570~1599年にJuan de Cerecedoという方によってつくられたものだそうです。 なので、ローマ時代に造られたものではないようですね。
当初は長さが390mあり、アーチの数も42ほどがあったようですが、1915年に街を拡張するため、そのほとんどが取り壊されてしまったとのことです。
で、現在見られるこの5つのアーチは、2006年に復元されたもの。 ざんね~ん!
まぁ、昔のものがこんなに綺麗に残されてるはずないですもんね。

駅に近いところにあるので、皆さんもオビエドの街に来ることがあったら、話のネタ程度にちょっと寄ってみるのものもいかがでしょうか?
ということで、今回散策した場所の地図を載せておきます。
 駅北マップ
 
では、今回のところはここまで。
次回は、オビエド駅周辺の様子をお届けします。

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