スペイン・レコンキスタの原点を見に行く! その9:ナランコ山


今日は久しぶりにスペイン旅行記の更新です~。
今回は、ナランコ山のもう一つの教会 ”サンタ・マリア・デル・ナランコ教会” の様子をお届けします。
ここは、現在では教会とされていますが、当初は ”王様のための離宮” として建てられたそうです。 (狩猟用の離宮だったようですよ。)
で、最初から教会として建てられたのは、先日お届けした ”サン・ミゲル・デ・リージョ教会” の方だそうです。
なので、建物を外から見ても教会っぽくないつくりに見えますよね~。

ちっちゃい割りには、地味でどっしりとした風に見えます。
建物を真正面から見るとこんな感じ。 中央の入り口を中心に、左右がほぼ対称形になっています。

左右の階段を上がったところにあるのが、2階部分の入り口。 そして、その階段の下にある入り口が、1階への入り口になっています。(通常は、ちゃんと鍵が掛けられています。)
朝早くの時間はこちら側(東側)からの方がきれいに写りますね~。


こちら側の建物下の部分には、十字の形に穴が開けられた窓の扉が3つ並んでいます~。 外から見るとそうでもないですが、中からみるとこの十字架が結構神秘的に見えます。

そして、建物のあちこちには、こういった植物や動物などの形をあしらった彫刻があります。
左写真は東側部分で、右写真は西側部分のものですよ。 ちょっとだけデザインが違います。


素敵な景色に


この建物は世界遺産に指定されていますので、それを示す銘板もちゃんとありますよ。

しばらく建物の周りを散策して写真撮影など行ったあと、ガイドツアーのスケジュールを確認しに行きました。 スケジュール表は、建物西側のドアのところに掲示してあります。(右下写真)
日曜と月曜は午後やっていないので、訪れる時は注意が必要ですね。


この時は、ガイドツアーが始まるまでまだ30分ほどあったので、このあたりをブラブラすることにしました。
すると、ちょうど私たち


その方は、フランスの田舎(マルセイユとリヨンの間にある小さな街って言ってたかなぁ)から来られたそうで、あちこち観光してまわっているとのことでしたよ。
さて、そんなことをいろいろ話しているうちに受付のドアの鍵が開けられ、ガイドツアーの受付が始まりました~。
チケットは、下の写真です。 値段は3ユーロ/人ほどで、サンタ・マリア・デル・ナランコ教会とサン・ミゲル・デ・リージョ教会を案内してもらえます。 ただ、ガイドは全てスペイン語で行われます~。
ただ、上のスケジュール表を見ると、 ”月曜を除いて” って書いてあるので、月曜日は他の言語(英語かな?)でも案内してくれるのでしょう。
フランス人のおじちゃんは、チケット購入の際に 『フランス語での案内は無いの?』 って聞いていましたが、受付の人に 『ありません』って一蹴されてました。(笑)

で、朝早くから訪れたので、この回のガイドはフランス人のおじちゃんと私たちだけ。
受付を済ませてから10分ほどして、ツアーが開始されました。
ちなみに、受付をやってくれた下写真の女性がガイドもやってくれます。

そのツアーの様子は、また次回ということで。
では。

! Hasta luego !

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