2013_03
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(Thu)08:30

2012 晩秋のスペイン散策 (アルカサル)

! Hola amigos !  

近頃は暖かい日も多く、いよいよ春本番といった感じですね~。
でも、ここのところが体調を崩し、ブログの更新も少し遅れてしまいました。
皆さんも変わりやすい気候のこの頃、体調には十分注意してくださいね。

では、今日のお話しをすすめますね。
今日はセゴビアの ”Alcazar:アルカサル” を紹介します。
アルカサルへ行くには、建物の前にひろがる庭園から入っていきますよ。
その庭園の入口には、こんなゲートが取り付けられています。 ”Reinando Fernando VII ano de 1817” と書いてあるので、1817年にスペイン国王フェルナンド7世の命によってつくられたもの、もしくはその何かを記念してつくられたものなんでしょうね~。
 0842 Plaza de la Reina Victoria ←庭園への入り口ゲート

このゲートをくぐって庭園の中に入ると、園内中央の一番目立つところに、こんな感じの像が立てられています。
 0843 Plaza de la Reina Victoria
この像は、1808年5月2日に、当時のナポレオンのスペイン侵攻に対するマドリード市民の武装蜂起(スペイン独立戦争)の100周年記念にたてられたものだそうです。
この地が砲兵隊の訓練場だったこともあり、像のまわりには砲兵隊のレリーフが施されています。
また、中央の一番高い所には、彫刻家アニセト・マリナス作の ”クリオの女性像” なるものが立っています。
  ナポレオン・ボナパルト4
ちなみに...
1808年5月2日のスペイン市民の反抗は、”素手”によっておこなわれたため、ナポレオン軍によってすぐに鎮圧されてしまい、翌日にはこの反乱に参加した人たちがマドリッドのプリンシペ・ピオで銃殺されてしまいます。
これが、ゴヤの描いた有名な絵 ”1808年5月3日、プリンシペ・ピオの丘での銃殺” ですよ。

では、庭園を散策したらアルカサルの方へと行ってみましょう。
入口から見るとこんな感じになってます。 ちょっと中央の塔がごつい感じですね~。 この塔は、”フアン二世の塔”っていいます~。
 0845 El Alcazar de Segovia

アルカサルには、写真の中央下に見える入口から中に入っていくのですが、切符はここでは売っていません。
ここから左手の方にある別の建物の方に切符売り場がありますので、そちらの方へ行って切符を購入します。
 0846 Alcazar de Segovia billete ←これが入場券です。
ここでは、 ”一般入場券””塔へ行くための入場券”とがありますので、購入するときにはどちらかだけか、両方行くのかを決めて購入してください。
時間があれば両方いってみることをオススメします!
それから、参考までに。。。
塔への入口は、最初の入口のところで別れています。右手入口が一般の入場券では入れる方で、左手入口の方が塔への入口になっています。 
写真では、左手の方には進入禁止のマークがついていますが、これはもう開館時間を過ぎて入れなくなっていることを示してます。 
 Entrada.jpg ←アルカサルへの入口
塔の方の閉館時間は結構早いので注意してくださいね。 
※確か...開館時間は、14:00までだったと思います。以外に早いので気をつけて!
 
ではでは、切符を買ったら早速中へ入っていきましょう!
中に入って順路どおりに見学していくと、最初に見られるのは ”旧宮殿の間” と呼ばれるところです。 ここには、中世ヨーロッパの甲冑がたくさん置いてあります。
部屋は長方形の形をしていて、ここには一対のロマネスク調の大窓があって宮殿への灯りの差し込み口として使われていたようなんですけど、そこに2番目の回廊が出来ちゃったので、昔の役目は果たせなくなっちゃんですって。
ここアルカサルは、歴代の王達によって幾度となく増改築されてきたので、こんなことがおきるんですね。
 0849 Sala del palacio viejo 0848 El Alcazar de Segovia
そして、この部屋に置いてある騎馬用のと歩兵用の甲冑は、15世紀のドイツの様式のものだそうです。

この部屋を出て次の部屋へと行くと、次は ”暖炉の間” と呼ばれるところへと出ます。
”暖炉の間”というだけあって部屋には暖炉があり、その上には16世紀のフランドル地方のタペストリーがかけられています。 
また、壁にはフェリペ2世の肖像画も掛けられていますよ。
 0850 Sala de la chimenea ←タペストリーの題材は”聖母の結婚”

さて、”暖炉の間”の次に来るのが”が”玉座の間”です。
”玉座の間”というだけあって、二つの椅子(一応これが”玉座”)がありますね~。 この椅子は、カトリック両王(フェルナンド王とイサベル女王)の席だそうです。
その証拠に、椅子の後ろにかけてあるベルベットの布には、カトリック両王の紋章がつけられていますよ。
 0854 Sala del trono o del solio カトリック両王の紋章 ←玉座とカトリック両王の紋章

しかも、この部屋の天井がすごい! ムデハル様式のドームになってます!
 0853 Sala del trono o del solio ←ムデハル様式のドーム型天井

そして、この部屋にはきれいなステンドグラスがあるのですが、これに描かれているのはエンリケ4世だそうです。
 0852 Sala del trono o del solio ←エンリケ4世のステンドグラス

さあどんどん行きましょうね~。
”玉座の間”の次は、”ガレー船の間”と呼ばれるところです。
ちょっと変わったこの名前。 この部屋の天井の形からつけられたようです。
ガレー船の船底のように見えるこの天井は、1862年に火災で焼失されてしまったのですが、2000年5月に復元されました。
 0856 Sala de la galea ←ガレー船の底のように見える天井

そして、次に出てくるお部屋は、 ”松かさの間” と呼ばれるところ。
スペイン語では、Sala de las pinas なんですが、この”pina”ってのが、日本語では ”松かさ”もしくは”パイナップル”を意味します。
なぜこのような名前がついたかといえば、天井を見れば一目瞭然! たくさんの”松かさ”がぶら下がっているような形をしていますよ~。
 0860 Sala de las pinas 0859 pina ←天井の様子を拡大

6番目にご紹介するお部屋は、 ”王の間” で、アルカサルの中で最も大切にされてきた部屋です。
この部屋の天井近くの部分には、52体の座彫像が並べられています。 この方達は、皆、アストゥリアスやカスティーリャ・イ・レオンの君主達だそうです。 
 0867 Sala de reyes 0865 Sala de reyes ←すごい数の彫像です!

7番目は ”コルドンの間” と呼ばれていて、セゴビアの伝説にある ”コルドン・フランシスカーノ” から名前がつけられているらしいですが... ”コルドン・フランシスカーノ”とやらが何かわかりませぬ~。
この部屋には、数々の聖人や殉教者の絵が掛けられています。 そして、部屋にあるタペストリーは、”アシラーの戦い”を図柄にしたものらしいです。
そのアシラーってのは、モロッコの都市の名前だそうです。
 0870 Sala del cordon 0871 Sala del cordon

さて、次に部屋へと入ってくると、ちょっと暗い感じになってます。
というのも、ここは ”礼拝堂” だからです。
 0873 Capilla 0874 Capilla
正面には祭壇があり、中央にサンタ・バーバラの座像、そのまわりには新約聖書に出てくる17の場面が描かれています。
また、右手の壁には、画家バルトロメの描いた "La adoración de los Magos:東方三博士の礼拝" が掛けられています。

というところで、大体の見どころはこんなところで終了です。
ここまで、いろんな解説を書いちゃったので、ちょっと読むのも疲れちゃったでしょうから、ここでちょっと一休みということで...素敵なステンドグラスを紹介しますね。 左は先ほど紹介したエンリケ4世の図柄です。
普通に想像するステンドグラスと違って、グラデーションが多用されて綺麗につくられてますよね~。
 0852 Sala del trono o del solio 0858 Sala de la galea 0872 El Alcazar de Segovia

こちらは、アルカサルの入口から一番遠いところにある ”武器庫” 。
中には、甲冑やら剣・盾などの戦に使う道具が並べられています。
 0878 Sala de armas ←ちょっと薄暗い武器庫。

更にその横には、装飾のない石壁に囲まれた小さな部屋がありました。
窓も人が出入りできないような小さなものなので...昔は牢屋(幽閉する場所)として使われたりして。。。
 0879 El Alcazar de Segovia ←完全に閉ざされた部屋です。

部屋の中ばかりを歩いてくると、最後に ”パティオ・デ・アルマス” と呼ばれる開放感ある中庭に出ます。
ここは、フェリペ2世の時につくられたんですって。
 0882 Patio de armas ←中央には噴水があります。

そして、最後に見学するのはここ。 ”王立砲兵学校” と呼ばれる展示室です。
ここ(アルカサル)は、その昔、砲兵学校として使われていた時期があるらしいですよ。 中に入ると、当時使われていた大砲に関する資料やアルカサルに関する資料などが展示してあります。 
 0883 Real colegio de artilleria 0884 Real colegio de artilleria 0886 Real colegio de artilleria

ということで、アルカサルのご紹介はここまで!
本当は、フアン2世の塔の方もご紹介したかったのですが、、、今回訪れた時は入館時間を過ぎてしまっていて入れなかったので、次回訪れた時にでもその様子をご紹介しますね。

では。
! Hasta luego !
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