2013_03
01
(Fri)08:30

春を見つけに。。。その2 ”大雄山最乗寺”

! Hola, amigos !  

今日も『春を見つけに。。。』の続きをお届けします。
先日のお話は、”小田原梅祭り”に梅の花を楽しみに行った話でしたが、今回はそのあとにちょっと趣向を変えて訪れてみたお寺の様子をお届けしようと思います。

今回訪れてみたお寺は、 ”大雄山 最乗寺” といいます。
曹洞宗のお寺さんで、スギが鬱蒼と生い茂った森の中にあります。 なので、花粉症の方には今行くのはちょっと辛いかもしれないですねぇ。。。
 最乗寺場所

さて、その最乗寺に行くには、まず小田原駅から ”大雄山線” という列車に乗って終点の ”大雄山駅” まで行きます。
途中停車駅は10程度ありますが、駅間が短いので30分ほどで到着しますよ。
 
駅に着いたらここからはバス。 バスに乗ったら15~20分程で到着(終点)です。 バスも30分おきぐらいで運行していますので、交通は結構便利です。
 IMG_9574.jpg IMG_9576.jpg

大雄山駅に到着すると、駅前にはこんな像が立っています。  そう言えば、、、金太郎の足柄山(金時山)もここだっけ?
  IMG_9580.jpg IMG_9578.jpg  kintaro.gif
熊のお尻をタヌキが押している姿が笑えます。

最乗寺往きのバスの停留所は、駅を出て右側にあります。(スイカ、パスモ可)
バスに乗ったら、終点の ”道了尊” という停留所で降りますよ。 ここが最乗寺の入口です。
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ここには売店が何軒か並んでいますので、疲れたらここで”お茶を一服”ってのもありです。
また、入り口右手には ”大慈院” という建物もありますよ。
 IMG_9585.jpg ←大慈院

ここからは3方向に道が分けれるのですが、右は自動車道、橋を渡っていく左の道は川沿いの散策道になっています。 一番雰囲気があるのは、やっぱり真ん中の階段道です。 少々階段が多いですが、頑張って行きましょう!
 IMG_9589.jpg jogging_20130226221240.gif

この階段道を上がってしばらくいくと、上に ”三門” が見えてきます。
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でも、階段はここで終わりではありませんよ~。 まだまだ続きます!
 IMG_9592.jpg ←山門から先へと続く階段道

更に上に伸びる階段を登って行くと、左手に ”御開山座禅石” なる物が見えて来ました。
ここが、開山のきっかけとなった出来事の起こった場所とされているようです。
 IMG_9596.jpg ←開山の碑:座禅石

そして、このあたりにくると、ようやく最乗寺の全景の看板が出てきます。 境内はと~っても広いですね。
 IMG_9597.jpg ←最乗寺全景

この階段の坂を上がりきると、そこには ”瑠璃門” が現れますよ。
 IMG_9598.jpg IMG_9600.jpg ←とても雰囲気のある瑠璃門

瑠璃門までの階段を登っていくと、ようやく本堂のある境内へと到着します。(ここまで何段登ってきたんだろ...)
 IMG_9607.jpg
  
瑠璃門を入ってまず最初に正面に見えるのは、 ”書院” 。 本堂かと間違っちゃうぐらい大きいです。
 IMG_9605.jpg ←書院

その書院の左手前あたりには、綺麗に手入れがされた庭園の中の東屋風の建物 ”光明亭” があります。
 IMG_9609.jpg ←東屋風の建物 ”光明亭”。

そして、右手をみると ”白雲閣” と呼ばれる建物があり、お寺に用事のある方はこちらで受付ができるようになっています。(観光だけの方はやらなくて良いです。)
反対に左手の方をみると、”僧堂(座禅堂)”、 ”光明軒”と呼ばれる建物があります。
曹洞宗は禅宗ですから、こういったところで座禅を組んだりするんでしょうねぇ。。。
 IMG_9606.jpg ←中央が僧堂、右手下には光明軒。

この僧堂の方向に進んでいくと、その右手方向に ”本堂(護国殿)” が見えて来ますよ。 obousan_20121215015626.gif
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ここには、お寺のご本尊である ”釈迦牟尼仏(しゃかにぶつ)” と、脇侍仏(わきじぶつ)としての ”文殊菩薩”、 ”普賢菩薩”が奉安されています。
 *釈迦牟尼仏(しゃかにぶつ):仏教の開祖である釈迦を仏(仏陀)として敬う呼び方。
 *脇侍仏(わきじぶつ):本尊の両脇または周囲に侍して教化を助けるもの。
 *文殊菩薩(もんじゅぼさつ):大乗仏教の崇拝の対象である菩薩の一尊。一般に智慧を司る仏とされる。
 *普賢菩薩(ふげんぼさつ):大乗仏教における崇拝の対象である菩薩の一尊。四七日の仏とされる。


この本堂(護国殿)の左手には、”開山堂”と呼ばれる建物があり、中には開祖である了庵慧明禅師尊像や、歴代の住持(住職)の霊牌が祀られています。
 IMG_9620.jpg ←開山堂:開山の祖、了庵慧明禅師が祀られる

本堂左手には、更に奥へと続く道があり、これを進んでいくと左手に ”金剛水堂” という建物があります。
これは、『ここに井戸を掘ったところ、そこから霊泉(金剛水)が湧きだし、これを飲むと様々な病気が治る』という伝説のあるところに建てられたものです。 いまも水が湧き出してます。
 IMG_9619.jpg ←金剛水が湧き出るところ ”金剛水堂”

金剛水堂の右手には、 ”鐘楼” があります。 ここの鐘楼は、建屋の柱に彫刻がしてあるのが珍しいです。
 IMG_9622.jpg IMG_9624.jpg ←柱には竜の彫り物が。

更にその先には、 ”多宝塔” が建っています。 このあたりは、いろいろな物が目白押しです。
 IMG_9626.jpg ←多宝塔
この多宝塔は、1863年に建てられたもので、中には多宝如来なる方が奉安されているそうです。 

多宝塔のお隣には、 ”不動堂” とそこに流れる ”洗心之滝” がありますよ。
 IMG_9633.jpg ←不動堂と洗心之滝
ここの不動堂は、本尊が”清瀧不動尊”で、その両脇に”天祐不動明王””愛染明王”が奉安されています。 ここは、 ”関東三十六不動霊場” の中の第二番の札所になっているそうです。

洗心之滝の前を過ぎると小さな橋があり、その先には門があります。
橋は、よく見ると二部構成になっていて、中央の柵がしてある橋が ”御供橋” といい、その両脇の橋が ”圓通橋” といいます。
御供橋は、修行僧が道了へお供えをするときに使う橋なので、一般の方は通行できないようになっているようです。
そして、橋を渡った先にある門は ”結界門” と呼ばれていて、この先が ”道了尊(道了大薩)” の聖域とされているそうです。
ここで、何度も出てくる”道了尊”という方ですが、平たく言うと”天狗さま”です。
言い伝えによると、元の名を ”妙覚道了” といい、この最乗寺を開いた ”了庵慧明禅師” の弟子だったそうですが、師がが亡くなった後、お寺の守護と衆生救済を誓って天狗となったとされています。
ですので、この門(結界門)の両脇に天狗がいるんですね。
 IMG_9634.jpg IMG_9625.jpg IMG_9635.jpg
門の両脇にいる天狗は、左の方は剣をもち、右の方は団扇(うちわ)を持っていますね。
この団扇は”葉団扇”と呼ばれていて、ヤツデの葉の形をしています。 天狗さまがこれで扇ぐと、凄まじい風が起こるとされています。 
また、一般には『一振りすれば”魔を払い”、二振りすれば”福を呼ぶ”。そして、家の玄関や部屋の入口にかかげておけば天狗様が護って下さる。』とされているそうです。

さて、その結界門をくぐって行くと、正面の高台には ”三面大黒殿” があります。
ここまで来ると、まだ雪が残っていますね~。
この社に祀られている方は、 ”三面大黒天”という方で、箱根明神・矢倉明神・飯沢明神という三明神の方が一体に刻まれているそうです。
 IMG_9639.jpg ←三面大黒殿

三面大黒天にお参りしたら、ちょっと戻って結界門の右手の方にある階段(77段あるらしい)を登っていきます。
そして階段を登り終えると、そこには ”御真殿(妙覚宝殿)” がありますよ。
名前に ”妙覚” とあるので、ここは先ほどの ”妙覚道了大薩(大天狗さま)” がご本尊として祀られているところです。
 IMG_9640.jpg IMG_9641.jpg

その社の左手には、天狗が履いていたとされる ”高下駄” が奉納されています。
天狗といえば ”一本歯の高下駄!” という印象ですが、そうでもないようですね。
IMG_9642.jpg IMG_9643.jpg ←超巨大高下駄!

『ここまで来たらさすがに終わりか...』と思いきや、まだまだ先がありますよ~。
御真殿の左手にある道を進んでいき、しばらくして右に折れてから20~30段の階段を登り終えると、、、
その先には、超~~~~~長い階段が出てきます! この階段を登り切った先に、最乗寺の一番奥の ”奥の院” があります。
 IMG_9648_20130228091501.jpg ←最後の難関!

この階段を20段ほど登って行ったところにも、両脇に天狗の像が立てられていますよ。
 IMG_9650.jpg IMG_9651.jpg ←階段両脇に控える天狗の像

ちなみに、この階段は全部で350段ほどあるらしいので、ここまできて登らずに引き返す方も多いとか。。。

『さすがに、ここまで来たんですから登らないわけにはいかないでしょう!』ということで、登ってきました!
上に到着すると、十一面観世音菩薩が祀られた ”奥の院(慈雲閣)” がありました。
 IMG_9653.jpg ←奥の院(慈雲閣)

さすがにここまで登ってくると、普段の運動不足がたたって息はゼーゼー、膝はガクガクになりましたよー。
一応、上にはいくつかベンチが設置されてはいるのですが、社のまわりに座り込む方も多いらしく、”ここに座らないでください” との掲示がしてありました。

で、ここで一番怖いのは、登るときじゃなくて降りるとき!
膝がガクガクになっている上に階段の傾斜がかなり急なので、ひとたび足を踏み外せば下まで転げ落ちちゃいそうな恐怖を感じます!
 IMG_9655.jpg ←降りる方が怖い急階段!
一応、降りるのに回り道もありますので、階段を下りるのが怖いと思った方は、そちらの迂回路を進むことをオススメします~。

階段を無事降りたら、あとは来た道をもどるだけ。 あちこちの景色や雰囲気を楽しみながら帰りましょう!
 IMG_9656_20130227193232.jpg ←多宝塔

こちらは、最乗寺の本堂正面にある ”碧落門” です。
 IMG_9661.jpg ←碧落門。 まだ残雪がありますね~。

バス停のある場所まで帰る途中の杉林には、大きな虚(うろ)を持った木があちこちにあります。
 IMG_9666.jpg IMG_9667.jpg ←ジブリ映画に出てきそう。。。

そして、ここは梅雨の時期になるとたくさんのアジサイの花が咲くそうです。 
こちらは、昨年のままドライフラワーになっちゃったんでしょうか???
 IMG_9664.jpg ←きっと昨年の紫陽花の花ですね~。

で、しばらく歩くと、バス停のあるところまで到着しま~す。
下の写真は、最乗寺の入口のところにある橋です。 奥の方に標縄のかかった ”夫婦杉” と呼ばれる2本の杉の木が見えます。
 IMG_9668.jpg ←夫婦杉が見える橋

ということで、大雄山最乗寺はいかがだったでしょうか?
思いの外、見どころが多かったでしょ?
季節によっては、境内にあるいろいろな花を楽しむことができるので、桜・紫陽花・紅葉などの時期に訪れてみるのも良いかもしれませんね~。
皆さんも運動不足解消を兼ねて、一度足を運んでみてはいかがですか?

では。
! Hasta luego !
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