2014_09
22
(Mon)08:30

夏休みに富山に行ったよ。 その2:岩瀬(森家)

! Hola a todos !  

今回ご紹介するのは、岩瀬の...いやいや富山の豪商! 北前船廻船問屋の ”森家” のご紹介です。

その前に、、、 まずは、”北前船(きたまえぶね)” についてのご説明。
”北前船” とは、江戸から明治の時代、北海道と大阪あたりの相互の物資を運んでいた船(主に日本海側を回る航路)のことで、ここ岩瀬あたりでは ”バイ船” と呼んでいたそうです。(主に日本海側を回る航路) 
使われていた船の形は、 ”弁才船(べんざいせん)” と呼ばれる形式で、日本独自の木造船です。

そして、北前船廻船問屋は、北海道から昆布ニシンなどを買い付けて大阪方面へ運んで売り、逆に大阪方面からはお酒お塩生活雑貨などを運んで北海道で売っていたようです。  まあ、現在の商社的なことを生業としていたんですね。
で、これによって莫大な富を稼ぐと同時に、多くの文化も運んでいたようです。

さて、そんな北前船廻船問屋の一つ ”森家" も同様に、当時は大変に繁栄したそうです。
現在残されている建物は、当時のその繁栄ぶりを表す貴重なものとして、平成6年に ”国指定重要文化財” となりました。
そして、建物の中が一般公開されています。

 IMG_5543.jpg

入口はこのような感じ。 重要文化財って書いてありますね~。
 IMG_5544.jpg

中に入ると、すぐ右手に受付があります。 そこで入館料を支払って中へ入りますよ。
こちらは、パンフとチケットです。
 102 岩瀬 森家パンフ 103 岩瀬 森家観覧券

入口の所からすでにかなり雰囲気がありますね~。
 IMG_5546.jpg ←ミセノマ部分

敷居を一つまたいで中へ入ると、そこは ”オイ” と呼ばれる大きな部屋があります。
部屋の中央に囲炉裏が切ってあり、奥には北前船に使われていた船の模型が展示してあります。
天井が高く吹き抜けになっていて、梁も太くて立派なものが使われていますね~。
 IMG_5547.jpg 森家間取り31

この ”オイ” を抜けて奥の座敷に行くと、このような感じになります。
ここには、6~8畳の座敷が6部屋ほどあります。 
 IMG_5551.jpg IMG_5552.jpg

これらの部屋には、掛け軸をはじめいろいろなものが展示してありますよ。(掛け軸は、棟方 志功さんの作品だそうです)
訪れたとき、ちょうど説明員の方が説明されながらまわっているところで、私たちも一緒に解説を聞きながらみて回ることができました。
 IMG_5553.jpg 森家間取り32

こちらは、縁側近くの部屋 ”サヤノマ” の端に展示されていたものです。
右手前にある大きなものは、当時の船用の ”金庫”。 金庫の周囲は耐火のために金属で覆われており、中は桐でできているそう。  
桐は多くの空気を含んでいるので、金庫を燃え難くすると同時に、海でも浮くようにできているのだそうです。
また、左下にある ”そろばん” は、実際に当時使われていたそろばんで、上の玉が二つ、下の玉が五つあります。 
どうやって使ったんでしょうねぇ~。
 IMG_5554.jpg 森家間取り33

奥の縁側部分に出ると、中庭と土蔵が見えます。
土蔵には、 ”鏝(こて)絵” と呼ばれる細工がしてありますよ。 下の写真の上下の扉の間ぐらいにあるんだけど...見えるかな? (クリックして拡大して見てね)
 IMG_5556.jpg ←中庭と土蔵

こちらの梁に取り付けてあるものは、 ”屏風押え” というものだそうです。
 IMG_5557.jpg ←屏風を広げたときに抑えるもの

ひととおり一階の座敷部分の見学が済んだら、次は二階へといってみます。
こちらは、茶の間から二階へと上がる階段部分です。 ”箪笥(たんす)階段” になってますね。
 IMG_5559.jpg 森家間取り34

建物の二階は、道路側と奥側と独立した形で二つあり、奥側が ”女中部屋”、 道路側が ”番頭部屋” となっています。
こちらは、そのうちの ”女中部屋” になります。
 IMG_5560.jpg IMG_5561.jpg

そひて、こちらが男性用の ”番頭部屋” の方です。
 IMG_5566.jpg ←階段はかなり急です 森家間取り2

部屋には、裃(かみしも)がかけてありました。 当時使っていたものなんでしょうか?
 IMG_5568.jpg IMG_5571.jpg

さて、二階の見学を終わって一階へと降りてきました。
こちらは ”茶の間” 部分です。 まさに茶ダンスが置いてありますね。
 IMG_5573.jpg 森家間取り34

下の写真は、茶の間の上に置かれていた ”駕籠” です。
どなたかがお嫁入りするときに使われたもののようです。
駕籠でお嫁入りできるのは、かなり裕福な家の方か、位の高い家の方だそうです。
 IMG_5574.jpg

そして、さらにここにはこんなものがありました。
たぶん、左の写真は昔に船で使った ”ランタン” じゃないかな? 右の写真は、船用の ”サイレン” みたいなもの? 
 IMG_5575.jpg IMG_5576.jpg

ここから ”トオリニワ” と呼ばれる土間廊下を進んで奥へといってみます。
で、奥にあったのがこの土蔵。 中には、昔使われていたような陶器や壁掛け時計などが保存されていました。
こういうものが、当時裕福だった様子を表してますね~。
 IMG_5578.jpg ←土蔵の中

そして、この土蔵の扉には、先ほど一度話に出た ”鏝(こて)絵” が描かれてます。
この扉は、両方とも ”龍” の絵が描かれてます。   綺麗に描くもんですね~。  
 IMG_5580.jpg IMG_5581.jpg

ということで、これにて北前船廻船問屋"森家”のひと通りのご紹介は終了とさせていただきます。
なかなか見どころもたくさんあり、一度訪れてみる価値はありますね~。 
 IMG_5583.jpg

ちなみに、森家近くにある小さな広場には、”北前船” の像が建てられています。
 IMG_5584.jpg


では。  23 ミニミニてあげくまもん
! Hasta luego !
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