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(Fri)08:30

2016 スペイン・バスクの旅 (トルデシーリャス その2)

! Hola !
? Como estan ?  

ここのところ朝晩めっきり涼しくなってきました。
まだ日々の気温は夏日を記録している割には、空も高く風も爽やかで、完全に初秋の雰囲気ですよね~。
    aute kaede
近年は、このような過ごしやすい日々が少なくなりました。 これも温暖化の影響なのでしょうか?
夏は暑すぎて冬は寒すぎ...  体調を崩さないように過ごすのも大変になってきました。
皆様もお身体にはお気を付けくださいね。
     panda_zzz.gif

さてさて。
今日も引き続きスペインの ”トルデシーリャス” という街の散策の様子をお届けしていきます。

先日ご紹介した街の中心にある ”マヨール広場” から ”サン・アントリン通り” を歩いていきまーす。
     くまねこあるき2
すると、途中にこんな感じの古そうな建物がありましたよ。
01830 Tordesillas
建物のあちこちに紋章らしきものがありますので、どなたか偉い方のお屋敷かと思い調べてみました。
  site_master.gif
ですが...結局よくわかりませんでした~。
トルデシーリャスの観光HPもチェックしてみたのですが、”16世紀の建物” というぐらいしか掲載されてませんでした。
ということで、謎の古い建物です。

そして、さらにサン・アントリン通りを進んでいくと、急に開けた川沿いの道に出ます。
ここには、”Iglesia-Museo San Antolin:サン・アントリン教会” があります。
01841 Iglesia museo de San Antolin
この教会の最も重要な礼拝堂の部分は15世紀の終わりに建てられ、その後16世紀にゴシック様式の教会として完成したようです。 そして、1998年4月に重要文化財的なものに指定されたようですよ。
現在は、博物館としても使われているそうです。

このサン・アントリン教会の前には、川を見下ろせるステキな広場があります。
この広場には、イサベルの娘 ”フアナ” の像が建てられていますよ。 (写真右端)
01842 Iglesia museo de San Antolin

フアナは、このトルデシーリャスの街に人生の大半を幽閉されていたということで有名なんです。
彼女は、フランドル(今のベルギーあたり)の稀代のイケメン ”フェリペ美公” と結婚したのですが、この方結構な遊び人・チャラ男だったようで、フアナはいつも嫉妬心を抱いていたようなんです。
で、その後、1504年にフアナの母であるイサベル女王が亡くなると、その王位を継ぐためこのフェリペ-フアナ夫妻が名乗りを上げスペイン入りします。
しかーーし!
その直後、このチャラ男・フェリペ美公は若くして亡くなってしまうのです!!!
フアナはこの愛する夫の突然の死を受け入れられず... ついには精神を病んでしまいます。 
このため、フアナは別名 ”狂王女フアナ” とも呼ばれていますよ。
この姿を見たお父さん(イサベルの夫”フェルナンド”)が、このトルデシーリャスの街にフアナを幽閉したってわけ。
幽閉されたのが29歳で、その後亡くなるまでの46年間をここで過ごしたっていうのですから...人生のほとんどこの街で過ごしたって言ってもよいですよね。
01872 Juana de calle Tratado ←フアナ像

ということで、フアナはこの街を有名にした方ですね。
一方、もう一つこの街が有名になった訳がありまして...
それが、サン・アントン教会のお隣にある この ”Casa del Tratado:カサ・デル・トラタード(条約の家)” です。
01833 Casas del Tratado

中に入るとこんな感じのパティオ(中庭)があります。 インフォメーションもここにありますよ。
01851 Casas del Tratado

で、中を見学していくと、こんな年表がありますが、、、 一体ここは何なのか???
01852 Casas del Tratado

そして、さらにこのような絵が描かれたところにやってきました。
世界史に詳しい方ならお分かりだとは思うのですが... 
実はこの場所、1494年にスペインとポルトガルが条約を結んだ場所なのです!
01856 Casas del Tratado

当時は、コロンブスなどをはじめとするポルトガルやスペインの冒険家たちが、西インド諸島、アメリカ、南米、アジアなどの 『新世界』 へどんどん進出していたため、その渡航先での両国のいざこざが絶えなかったようなんです。
そこで、ポルトガルとスペインが 『世界の領有権をあらかじめ決めておきましょう。』 として条約を締結したのがここ行われた ”トルデシーリャス条約” なんです。
なので、ここではこのような条約締結の様子を表現した展示をあちこちで観ることができるんです。 
01853 Casas del Tratado

ちなみに、この領有権を取り決めた条約は、後にまた不満が出たらしく、その後さらに ”サラゴサ条約” が締結されたらしいですよ。
また、現在のこの建物は、条約締結500周年を記念して、1994年に大規模な修復をして建てられたものだそうです。

引き続き建物の中を見学していくと...
いくつか建物のミニチュアが置かれた場所に出てきました~。

こちらは、この建物 ”Casa del Tratado:カサ・デル・トラタード” のミニチュア。
ミニチュアといっても、そばの女性と比べてみてもわかる通り、結構な大きさがあります。
01859 Casas del Tratado

続いて ”Palacio Rea de Tordesillas:トルデシーリャスの王宮”。 今は現存しないみたいです。 (1773年に解体されたまま)
01860 Casas del Tratado

こちらはお隣の街にある ”Castillo de Simancas:シマンカス城” です。
ここに来る途中で、バスの車窓からちょっとだけ見えました~。
01862 Casas del Tratado

こちらは、バジャドリッドにある ”Iglesia de Santa Maria:サンタ・マリア教会” 。
現在の外観は、もっと白い感じでしたよねー。
01864 Casas del Tratado

レオンの街にある ”Casa Botines:カサ・ボティーネス” 。 
この建物は、あのサグラダ・ファミリアで有名な ガウディ先生 がデザインした建物です。
01865 Casas del Tratado

最後は、おととい訪れたばかりの ”Castillo de Fuensaldaña:フエンサルダーニャ城” 。
イサベル女王とフェルナンド王が新婚旅行で訪れた場所です。
01866 Casas del Tratado

ということで、今日のところはここまで~。

では、よい週末を!
pan013
! Que tenga buen fin de semana. !
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またこられ
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