2014_06
23
(Mon)12:00

旅行準備! 

! Hola a todos !  

今年の訪西(スペイン)の予定も決まり、ホテルやチケット(電車)の予約もだいたい終了しました~。

あとは、バスのチケットをとるかどうか...ってところですね。
いつもバスのチケットは、現地で乗る前に買っているのですが、今回行くことを予定している場所は ”かなりの田舎”(失礼!) なので、バスが朝夕で1本ずつしか出ておらず、乗る直前で買って大丈夫かどうか... ちょっと不安があります。
『朝夕一本しかないってことは、そんなに利用者がいないってことじゃ?』 って思われるかもしれませんが、実際にバスの予約状況をチェックしてみたら、前日でほぼ満席になっている場合もありました。
そのあたり(セビージャなんですが...)の事情にも詳しくないので、今回は予約しておいた方がいいかなぁって思っているんです。
ただ、バスは出発の1週間~10日前ぐらいにならないと予約できないようになっているので、今はまだ予約できないんです。 (RENFEなどは大体一か月前ぐらいから予約できるかなぁ)
なので、予約できる頃になったら忘れないようにやっておかないとね~。

ということで、現在も時間を見つけてその準備中。
で、今回はその準備でちょっとした問題があったんです。

それは... 長年愛用してきたスーツケースのキャスターが壊れちゃってること。 
『そんなの、今は安いんだし買っちゃえば?』 って思うでしょ?
でも、サイズもちょうどいい頃合いですし、ワインなどの ”瓶もの” や ”PC” なんかを入れておいても一度も壊れたことがないので(もちろん、ちゃんと処置した上で入れてます)、凄く信頼している相棒なんですよね~。
多少ガタは来ているけど、まだ大丈夫かなって思ってるんです。
それに、壊れちゃったのが、スーツケースのキャスター部分だけっていうのもありましたので、なんとか直して使いたいって気持ちがありました。
(まあ、キャスターが一番重要!って意見もありますけど...)

で、いろいろ考えた挙句、 『どうせ捨てちゃうなら、せっかくなので修理にチャレンジしてみよう!』 ってことで、今回、キャスター修理に挑戦してみることにしました~。
で、今回はその様子をご紹介!
同じように困っている方の一助になればと思っていま~す。
     kuma fukkinn

さて...。
挑戦してみよう! って思ったものの...
これまで、そんなにスーツケースのキャスターに注目したことはなかったので、マジマジと見てみると、いろいろとわからないことも多かったですね~。

スーツケースを持ってる人なら知ってるでしょうけど、基本的にスーツケースのキャスターは、二輪タイプ四輪タイプがありますよね。
二輪タイプは、移動時には取っ手を持って斜めにしてコロコロ転がすもの。
四輪タイプは、同じように斜めにして転がすこともできるし、そのまま四輪状態で転がすこともできます。

パッと見、四輪タイプの方が便利に思えますが、四輪はキャスターの径が小さく、二輪の方のキャスターの方が径が大きいケースが多いです。 
なので、石畳などの悪路を転がすときは、キャスターの径が大きめの二輪の方が便利。 
ただ、二輪はキャスターの動ける向きが固定さえている場合が多いので、整地での動きの自由度は低いみたい。
四輪の方がキャスターがクルクルと自由に回るので、空港などの平らなところでの移動はすごく便利なんです。

しかし!
四輪タイプの一番の問題は、キャスターの耐久性!!!
小さめのキャスターにもかかわらず、スーツケースを倒して移動することも多いので、取っ手側についているキャスタにかかる負担がかなり大きくなるんです。 (写真のオレンジの丸で囲んだ部分)
 99 スーツケース ←倒したときに力がかかるキャスター

まあ、さすがにメーカーもそこのところはちゃんと考えていて、最近では、大径で四輪タイプのスーツケースがだいぶ出回るようになってきました。
私も今度買うときは、そういうタイプのものを買おうと思います~。

全体重量が20kgとすると、キャスター一つにかかる重さは10kgですからね~。 その重さがかかったまま、悪路をガタガタと転がされたら、確かにこんな小さなキャスターじゃダメになっちゃうのもうなずけます。。。

で、 そういう使い方をしていると、こんな風にちゃんとしてるキャスターが...
 04 修理前 ゴム割れ ←普通ならこんな感じ

こんな感じでゴムの部分がなくなって、プラスチックのホイールの部分がむき出しになっちゃいます!
 05 修理前 ゴム無し ←ゴムがなくなった状態

さらに、よくよく見ると、取っ手側じゃない方のキャスターも、こんな感じでゴム部分に周方向のひび割れが入っちゃってます! (写真の黄色い矢印部分) 
結構長く使ってますからね~。  ゴムが寿命になっちゃったのかなぁ。。。
 02 修理前 ゴム割れ ←キャスターのゴム部分にヒビが...

ということで、まずはキャスターの交換部品をネットでいろいろと調べていると、このようなものがいくつかでてきました。
 スーツケースキャスタ修理パーツセット キャスタ交換パーツ

ただ、問題なのは、この辺の交換パーツが有名メーカのものに限らてれていることと、交換には道具が必要になることです。 
特にキャスターの軸は ”はとめ” のような感じで取り付けられているので、簡単に外すことができない構造になっているんです。
私のスーツケースも、もちろん有名メーカーのものではないし...キャスターは本体にガッツリ固定されてます。 
 00 スーツケース ←スーツケースのメーカー

そこで、ネット情報をいろいろと参考にした結果、キャスター部分の軸を外し、コロだけを交換する方針に決めました。
で、その部品を調達するため、近くのホームセンターへいってみました~。 

ホームセンターに行ってあれこれ部品を調達していたら... その中でこんなもの(ゴム板)を発見。
 『そういえば ”キャスターにゴムを張り付けて補修した” ってネットの記事があったっけ...』 という、まずはキャスターの周りにゴムを張り付ける作戦で対応してみることにしました。
それでダメだったら、もう一度コロの交換にチャレンジすればいいわけですしね。
 32 修理用品 33 修理用品
写真は、1mm厚のゴム板のロールです。
これをキャスターのコロのまわりに接着剤で張り付けようってわけ。
ゴムの厚みは、1~3mmぐらいまでサイズが分かれていますが、張り付けるときにゴムの応力(元に戻ろうとする力)がかかるのが嫌だったので、ちょっと薄めのゴム板にして、それを何回かに分けて巻き、それで厚みを出すことにしました。
それに、一枚だったらそれが外れてしまうと終わりだけど、何枚か巻いておけば、外側の一枚がだめでも下のものでなんとかなりそうですしね。

そして、次に接着剤。
こちらはゴムとプラスチックとの接着に適したものということで、これを選んでみました。
 30 修理用品 ←今回選んだ接着剤

取説をみても、フッ素系のゴムは使わないし、キャスターに使われているプラスチック材もPEやPPではなさそうなのでOK!
 36 修理用品 ←どんな材料に対応しているのかきちんとチェック!
これらを購入してきたら、さっそく補修にチャレンジです!

いきなり最初からキャスターへのゴム巻きにチャレンジするのはどうかと思ったので...
まずはキャスターの構造などをもう一度確認しながら、ゴム割れしているキャスターの方を修繕することにしました。
修繕方法は簡単。 接着剤をひび割れた部分に流し込み、それを両側から押えて一日待つだけです。
一日経過すると、こんな感じで接着剤部分が白く硬くなりました。
 12 修理後 ゴム割れ ←白く固まった接着部分
ゴム自体が経年劣化していることもあるので、このような補修をしたとしても長くは持たないと思いますが、まあしばらくはなんとかなるでしょう。  こちら側は頻繁に使うところではないので、出先でダメになってもとりあえずは大丈夫かな。

さて、続いてはメインの ”ゴムがなくなっちゃった部分” の補修です。
こっちはちゃんとやっておかないと、一番使う部分ですからね。

まずは、キャスターのベースの部分(プラスチック部分)の ”外周長” と ”幅” を測定し、そのサイズに合わせてゴムを切り出します。 カッターの方が綺麗に切れますが、暑さが1mmなのでハサミでも十分行けそうです。
ゴム板の長さは、つなぎ目でちょうどピッタリになるか、0.1~0.2mmほどあいちゃうかな?ぐらいの長さにします。
長すぎると、使っているうちに剥がれてくる可能性が高いです。 ほんのちょっとだけ短いぐらいでOKです。
また、キャスター一つ一つで周長が異なるので、面倒くさがらずに、一つずつゴム板の長さを調整してくださいね。
 35 修理用品 ←ゴム板の切り出し

そして、次に問題となってくるのは、このベース部分のキャスター。
軸方向にゆるく湾曲している(黄色の矢印部分)ので、ゴム板がちゃんと張り付くのかが不安です。
 40 修理前 ゴム無し

なので、この部分を多少削って、平らにならしましょう。
ただ、この部分は強度が必要なために硬いプラスチックが使われているので、紙やすりなどで簡単に削るのは難しいでしょう。 ”金属製のヤスリ” か ”リューター” みたいなものを使い、時間をかけて少しずつやっていくのが良いでしょうね。 
この際、作業中にキャスター部分が動いちゃうので、動かないようにガムテープなどで固定させてからやるのが良いですよ。

で、キャスターの周面を多少平らにならしたら、そこへ接着剤を塗布。
接着剤は、塗布した後にそのまま10分ぐらい乾燥させるのがポイント。 慌ててすぐにゴムをつけると、なかなかうまくいきませんよ。 ちゃんと接着剤の取説を読んで!

10分ぐらい経ったらゴム板を張り付けます。
キャスターを回しながらゴムをつけたら、最後につなぎ目の部分をビニールテープみたいなもので止めておきます。
ちゃんと接着剤をネバネバ程度に乾燥させておけば、ここはビニールテープみたいなもので十分止められます。
ここまでできたら、あとは24時間待つだけ。
そして、そのあとまた同じことを繰り返し、3層になるまでゴム板を張り付けていきます。
このとき、一層目と二層目のゴム板の長さは変わるので注意してくださいね。

で、キャスターにゴムを3枚張り付けてみると、こんな感じでハウジング部分に余裕がみえました。
 41 修理後 ゴム無し
”クッション性をあげるために更にもう1枚” なんて考えるかもしれないですが...
キャスターを回してみると、何かがあたって回りが良くない様子。
で、よくよくチェックすると...
反対側のハウジングに取り付けたゴムが干渉して、スムースに回らなくなっていました~。
(※写真の黄色の丸で囲んだ部分が干渉。)
 26 修理後 ゴム無し
 28 修理後 ゴム無し 27 修理後 ゴム無し

このため、キャスターの両側に傾斜がつくようにゴムをカットしなければなりませんでした。
傾斜をつける量は、キャスターの遊びを考慮し、ちょっと多めにつけておくのがポイントのようです。

で、傾斜がつくようにうまくカットし終えたら、その部分に接着剤を塗布して固めていきます。
この接着剤は、木工用ボンドと違って透明ならないのが難点ですが、接着力はかなり強そうなので、塗布して固めておけば、十分に使用に堪えそうです~。
見た目はちょっと悪いけど...これで完成です!
 22 修理後 ゴム無し ←これで完成

いまのところこれでバッチリとゴムが付いていますが、問題はやはり荷物を入れて道路を転がしたらどうなるかですね。 その辺の結果は、また後日お届けしますね。
乞うご期待!

では。  23 ミニミニてあげくまもん
! Hasta luego !
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またこられ
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2013_07
25
(Thu)09:55

スペインで列車事故!

! Hola a todos !  
? Que tal ?

今朝は、『スペイン語教室の日だなぁ。』なんて考えながら起きてきたら、 ”スペインで列車事故!” のニュースがTV(NHK)で放送されていました。

映像を見ただけでもすぐに かなりの大事故(2両目がポッキリ折れてる) だとわかりました!
急いでTVEをつけて見てみると、列車は マドリッド発フェロル往き の特急(ALVIA)で、乗客は200名ほど、30名以上の方が亡くなったとのことでした。 
  Ruta de ALVIA

つい先日、スペインで同じ様な列車に乗ったばかりなので、とてもビックリ!
そして、大好きなスペインでこのような事故があったことで、多くの方が亡くなってしまったことにとても悲しくなりました。。。

事故の原因はまだわかっていないようですが、事故が起きる前、1号車(機動車)から煙が出ていたとか、カーブで列車が傾いてから脱線したなどの情報があるようです。
まだ、列車内に残された方がいるとのことですので、いち早く救出が行われることを祈ります。

そして、非常に残念ながらこの事故で亡くなってしまわれた方々には、心からの冥福を祈りたいと思います。
Le expreso mi sincera condolencia. 

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2012_10
31
(Wed)08:30

大使館からのお届けもの

おはようございます。 です。

先日、スペイン大使館からのお届け物が届きましたので、それについてお話しします。
届けられたものは、雑誌 『SPANISH』 です。
昨年、スペイン大使館で行われたイベント(東京デザイナーズ・ウイーク2011)に参加したとき、受付にてこの雑誌の購読を申し込んでおいたものです。

記事の内容(30ページほど)は、全てスペインでデザインされた家具や照明などに関するものです。
こういったものに興味がある方にはとても面白いものとなっていますよ。
  01 表紙 ←表紙
今回の記事の内容は、こんな感じになっています。
  03 コンテンツ ←目次
で、気になった記事はこれ。
最後の裏表紙に紹介されていた ハイメ・アジョンというマドリッド出身のデザイナー。
以前、この方のブログに詳しく紹介されていました。 →ここをクリック
  02 裏表紙 ←日本にも来てます!

それから...
こんなデザインに興味のある方は、11/1~2の二日間に、スペイン大使館にて 『デザインセミナー』 開かれることになっていますので、そちらに参加してみてはいかがでしょうか?
Eメールにて事前予約が必要となっていますのでご注意下さい。
  04 東京デザイナーズウイーク ←デザインセミナー

それでは。
! Hasta luego !
pan013
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2011_11
08
(Tue)11:00

東京デザイナーズ・ウイーク 2011 (SPAIN ALIGHT)

! Hola, amigos !  

今日は、先週(11/1~6まで)行われていた ”東京デザイナーズ・ウイーク 2011” で、スペイン大使館が開催している ”SPAINALIGHT” という展覧会に行ってきましたので、その様子をお届けします!

そもそも東京デザイナーズ・ウイークとは、、、
毎年、『明治神宮外苑前広場を中央会場として、国内外の企業・デザイナー・大使館・団体、ギャラリーがそれぞれの作品や取り組みを発表する。』 という都市型のデザインイベントです。
今回、スペイン大使館もスペイン本国からインテリア・デザイナーを呼んで講演を行ったり、スペイン・デザインのインテリアの展示などを行いました。

開催場所は、六本木にあるスペイン大使館の地下1階。
私たちが訪れたのは最終日(11/6)でしたので、講演などは行われていませんでした。
  00.jpg 01.jpg 02.jpg
入り口にSPAINALIGHTの表示はデカデカと出ていますが、入り口の案内の表示はなし。 ちょっと入りづらいです。。。
しかし、中に入ると守衛所の方や案内の方などが親切に対応してくださるので、気分も和らぎます。
  05.jpg ←展示のテーマは ”光”。 
通路を降りていくと受付があるので、そこで受付を済ませてカタログをいただいたら、観覧の開始です!(入館料は無料です。)
  IMG_3812.jpg IMG_3817.jpg ←各作品が掲載されているカタログ。

展示会場の様子はこんな感じ。 意外と訪れている人が多いのにもビックリです。
  07.jpg ←会場の様子。
入ってすぐのところにはバーカウンターが設けられており、飲み物やちょっとした食べ物がいただけるようになっています。

展示会場は1フロアのみ。
各作品の展示は、 ”オレンジの窓枠で切り取られた一つのシーン・絵画” のように展示されていますが、作品のそばによって、見たり触ったり椅子に座ったりすることもできます。(もちろん写真撮影もOK!)
  08.jpg 22.jpg 23.jpg 
  24.jpg 26.jpg ←絵画のように展示。
  21.jpg ←これはちょっとグロい?


基本的には、デザイナーの提案する テーブルセット、椅子、証明などが展示されていて、最近のスペインのデザイナーたちのセンスを感じさせられるものとなっています。
  09.jpg 11.jpg 12.jpg 19.jpg

  25.jpg 17.jpg 28.jpg
右写真のデザインは、バルセロナのグラシア通りの様子を思い起こさせます。素敵です~。

  29.jpg 32.jpg 30.jpg 
これも右写真に注目。 これはチョコレートのパッケージデザインです。ヒゲに見立ててます。

私たちはデザインに詳しいわけではない(ド素人)ので、何ともコメントできないのですが...
最近人気の ”北欧家具のデザイン” にも近いような印象を受けました。
”日本人のもつスペインらしさ”って、きっと単純にガウディやフラメンコ、闘牛を思い浮かべるでしょうから、このような曲面を使ったデザインのほうが受けるかもしれませんね。
  15.jpg 14.jpg ←曲面を多用した椅子
左写真の椅子などは、カサ・バトリョ(バルセロナ)にあってもおかしくない感じ。
デザイナーのオスカル・トゥスケ・ブランカさんは、やはりガウディから大きな影響を受けたとのことです。
(Designer :Oscar Tusquets Blanca / Company :BD Barcelona Design)

こちらは、GR Designがデザインした”LONDON NEWS”というマガジンラック。
  31.jpg
balvi という会社が扱っています。
『この会社名はどっかで聞いたことがあるような...』と思っていたら、先日のスペイン旅行で購入した『爪楊枝入れ』と同じメーカーでした!
  IMG_3787.jpg ←スペインで購入した爪楊枝入れ。 楊枝の取り出しも簡単・便利!!!

以上で、展示会の見学は終了です。とても刺激を受けた見学でした~。


ちょっとの視点
1NEC_0030_20111109002209.jpg 1NEC_0031_20111109002208.jpg←この女の子、かわいいでしょ!

1NEC_0034_20111109002208.jpg 1NEC_0036_20111109002207.jpgから見るとこんな感じ。


そして、帰り際にはちょっとしたお土産ももらってきましたよ。
  39.jpg 40.jpg ←展示会のシール。
  IMG_3821.jpg ←カタログ入れのバッグ
  IMG_3818.jpg ←スペインデザインの月刊誌。来年春からの購読も申し込んできました。

やっぱりスペイン! まだまだ目が離せないですね~。
来年もまた参加してみようと思います!!!

では。
! Hasta luego !
※写真はクリックすると拡大できます。
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2011_10
22
(Sat)17:54

スペインからのニュース!

です。

今日は、追加でスペインからのニュースを二つお届けします。

一つ目は、日本のテレビでもすでに放送している『スペイン(アストゥリアス)皇太子賞(Premios Príncipe de Asturias)』のお話。

ご存じの方も多いとは思いますが、日本の福島原発事故に対応した方々(自衛隊、警察、消防を代表する5人)が、スペイン皇太子賞の平和部門を受賞され、『フクシマの英雄たち』という称号を得ました!!!
受賞理由は、『自らの危険を顧みず、被災された方々のために献身的に働いた』というものです。
受賞者のスピーチでは、『ここにいる受賞者のみならず、日本全国民に対するものと確信します』という話があり、『さすが日本人のスピーチ(気配りしたもの)だなぁ。』と思ってしまいました。
その反面...『世界では評価されるものの、日本ではなぜもっとこういう人たちが評価されないのか?』と思わされます。

さて、今回受賞した『アストゥリアス皇太子賞』。 
これを見て 『スペイン皇太子の名前は、アストゥリアスっていうんだぁ。。。』 と思ってはいけません!
スペイン皇太子の名前は、、、ドン・フェリペ・フアン・パブロ・アルフォンソ・デ・トードス・ロス・サントス・デ・ボルボン・イ・グレシア(Don Felipe Juan Pablo Alfonso de Todos los Santos de Borbon y Grecia)。ちょー長い!!!
普通は、簡単にフェリペ皇太子(王子)と呼ばれます。
『じゃ、アストゥリアスって何なの?』と思いますよね。一言でいうとこれはスペイン皇太子に与えられる ”称号”ってことなんです。
『なぜスペイン皇太子にこの称号が?』ということになりますと...これはちょっと話が長くなるので、ここでは割愛させていただきます。

ちなみに、この賞はどんな賞で、どのような方々が受賞されているのかというと...
この賞は、”国際的に活躍し、人類に貢献すると見なされた個人・機関・組織に対して贈られるもの”で、以下の8つの各部門において賞が贈られます。
(国際協力部門、学術・技術研究部門、文学部門、芸術部門、社会科学部門、コミュニケーションおよびヒューマニズム部門、平和部門、スポーツ部門)
賞を贈るのはスペイン皇太子が名誉会長を務める ”アストゥリアス公財団” 。
毎年、スペインのアストゥリアス州の州都であるオビエドで授賞式が行われます。
これまでに日本人で受賞された方は、、、
向井千秋さん:日本人初の女性宇宙飛行士(1999年:国際協力部門)
中村修二さん:青色発光ダイオードの発明・開発者(2008年:学術・技術研究部門)
飯島澄男さん:カーボンナノチューブの発見(2008年:学術・技術研究部門)
緒方貞子さん:受賞当時の国際連合難民高等弁務官事務所の高等弁務官として受賞(1991年:国際協力部門)
です。


さて...
ここから二つ目の話題です。
二つ目は、 ”バスク地方(スペイン北部からフランス南部にかけて)の分離独立を求める非合法武装組織『ETA・バスク祖国と自由』が、武装を闘争を終結させると宣言した” という話題です。
これまでETAは、数々の爆破や銃撃によるテロ行為を繰り返してきましたが、昨今のスペイン・フランス両政府に活動よる ”ETAの武装組織の幹部の逮捕”で、ETAの武装組織が弱体化したことや、バスク地域の人々による武力行為への反発が強まったことなどにより、『今後は武装闘争を完全に停止し、直接対話での解決を模索する』との声明を出したようです。
私たちが数年前にバスク地方を訪れた時、街には『NO ETA』の張り紙も貼られていました。ETAの行為は地元バスクの人たちにも支持されてはいなったようですよ。。。

それにしても、これまでのETAのテロ活動がなくなるということで、私たちもより安心してこの地域を訪れることが出来るようになりますね~。
この地域は、サンチャゴ巡礼のルートにもなっていますし、素敵な街もいっぱいありますので、これを機にまたいろんな旅ができるようになりますね~。 きっとこの地方を廻るツアーもたくさん企画されるのではないでしょうか。 それも楽しみですね~。
   pan015

ではまた。
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2011_07
06
(Wed)13:44

スペインの国旗

! Hola, amigos ! 

今日はちょっと『バルセロナ散策記』をお休みして、スペインの国旗についてお伝えしようと思います。

みなさん、ご存じのようにスペインの国旗は、赤と黄色のラインをベースとして、中央ちょっと左よりになにやら紋章らしきものがついていますよね。
  es_l02.jpg ←スペイン国旗。
日本の『日の丸』と違って複雑なものになっています。
以前から、『これって何か意味があるのか?』と思っていたんです。
そこで、早速この国旗について調べてみました。

まず、最初になんですが...
みなさんが思っているスペインの国旗(紋章の入っているもの)は、公的な場面や軍事用に使われているもので、一般の人が使う場合は、紋章が入っていない国旗を使うことになっているようですよ。
  bandera03.jpg ←一般用。ちょっと色味が変わっちゃってますが...こんな感じです。

さて、ではこの国旗のベースになっている黄色と赤ですが、それぞれ次のような意味があります。
まず、黄色は『豊かな国土』を、そして赤は『これまでに外敵と戦ったときに流れた血』を表しているそうです。
このため、『血と金の旗』 と呼ばれています。

そして、中央左寄りに書かれているのが 『スペインの国章』 です。
スペインの国章については、長い歴史と変遷があり、ここでお伝えすると大変なことになりそうなので、割愛させていただきます。
で、現在の国章に落ち着いたのは、なんと! 1981年 なんですって!
メチャメチャ最近ですね~。
  紋章

では、その国章についてです。
まずてっぺんにあるのが 『スペインの王冠』、
  100 Corona cumbre
そしてその下には、昔のイベリア半島にあった5つの国の紋章を組み合わせたのものが描かれています。
  120 紋章

そこに描かれている5つの国の紋章というのは、
  101 Castillo カスティーリャ王国(左上)、 102 Leon レオン王国(右上)、 103 Aragon アラゴン王国(左下)、 
  104 Navara ナバラ王国(右下)、 そして105 Granada グラナダ王国 (一番下のザクロの絵)です。
ちなみに...
ナバラ王国の紋章は、『昔、ナバラ王がで防御されたイスラム軍の拠点を攻撃し、エメラルド(紋章の中央の緑)を戦利品として持ち帰った』というエピソードを表現していると言われています。

これらの5つの国の紋章の真ん中に、ど~んと配置されてるものは、フランス ブルボン=アンジュー公家の紋章で、スペイン王家の出身(スペイン王位継承戦争)を表しています。
  106 Bourbon

次に、両端に描かれている柱のようなものは、『ヘラクレスの柱』と呼ばれているものです。
一言でいうと、スペイン南端にいある 『ジブラルタル海峡』を表しているとのことです。
  107 Heracres
このジブラルタル海峡は、ギリシャ神話において、『ヘラクレスが山を真っ二つにしたことにより、大西洋と地中海が繋がった』とされています。
その時に真っ二つにされた山のヨーロッパ側のもの『ジブラルタルの岩』で、モロッコ側のものには諸説あって、『セウタのモンテアチョ(Monte Hacho)』『モロッコのヘベルムサ山(Jebel Musa)』と有力とされています。
これらの二つの山を柱と見立てて、『ヘラクレスの柱』と呼んでいるようです。

このヘラクレスの柱と呼ばれるジブラルタル海峡は、地中海の西の端にあるので、昔々地中海を生活の場としていた人たちは、『ここから先は”この世の果て”である』と考えていたようです。
そのため、柱に巻き付いている赤いリボンに、以前は "Non Plus Ultra (ここが世界の果て)"と書かれていました。
しかし、現在は "PLVS VLTRA"(もっと彼方へ)"と変更されています。

ところで、このヘラクレスの柱の上に、ちょこんと王冠が乗っているのが分かりますか?
この王冠は、左が神聖ローマ帝国王の王冠(スペイン王カルロス1世)で、右がスペイン王の王冠となっています。
確かによくよくみると左右で違っているのがわかりますね~。
  左の柱の上の王冠110 神聖ローマ帝国 111 スペイン王右の柱の上の王冠

ということで、調べてみるとやっぱりスペインの国旗にはあちこちにいろんな意味がありました。
いろいろと複雑ですねぇ~。


ちなみに、日本の国の国旗『日の丸』は、もちろん太陽を意味しています。
色が白と赤なのは、諸説あるようですが...この二色が縁起が良いっていうのが有力でしょうか?
赤は博愛と活力、白は神聖と純潔を意味しているともいわれていますよ。 
でも、この構成/配色は相当昔からあったようですね~。

さて、これにちなんで...
日本で太陽は『赤』で描かれますよね。
でも、世界的に見ると太陽を赤で表現するのはとても少ないようです。
世界のほとんどの地域では、太陽は『黄色』で表されるようですよ。
日本で黄色で表現するのは『月』の方ですよね。
じゃあ、世界で『月』を表現するのは何色か??? というと『白』が主流のようです。
(ゴッホの絵に出てくる月は黄色ですけど...)

では、今日のところはここまでということで。
! Hasta luego !

次回は、サグラダ・ファミリアとサン・パウ病院です!
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2010_11
22
(Mon)21:33

スペインの名産! ハモン・イベリコ!


!Hola!
今日は、スペインの生ハム「ハモン・イベリコ (Jamon Iberico)」についてお話しします。

最近、日本のあちこちで「イベリコ豚」や「イベリコ豚の生ハム/ハモン・イベリコ」が美味しいと評判になっています。
特に、テレビなどでは、「イベリコ豚は、どんぐりを食べて育っているので、とても風味がよくて美味しい。」などと伝えられることがあります。
でもこれ、正しい表現ではありません。
どんぐりを食べて育っているイベリコ豚は、ほんのごく一部なんです。
では、この美味しいと言われている「ハモン・イベリコ (Jamon Iberico)」とはどんなものなのか?説明します。

まず、「ハモン・イベリコ」とは、、、
「ハモン(Jamon)」が「生ハム」を意味していて、「イベリコ(Iberico)」が「イベリア半島(スペイン)の」という意味を表しているので、
「ハモン・イベリコ」は、「イベリア半島の生ハム」ということになります。
バルセロナのハモン

しかし! 実際には、スペインの生ハムがすべて「ハモン・イベリコ」と呼ばれているのではありません!
スペインで作られる生ハムには、大きく分けて次の二つの種類があるんです。

●ハモン・セラーノ 
 中部ヨーロッパからもたらされた白豚から作られた生ハムのこと。セラーノ (serrano)とは、山脈 (Sierra)からきているようです。
  スペインの一般的な生ハムで、庶民的でどなたでも好き嫌いのない味。スペインの生ハムのうち、約9割のものが「ハモン・セラーノ」です。

●ハモン・イベリコ 
 イベリア半島原産種の子孫といわれる黒豚から作られた生ハムのこと。
  一般にパタ・ネグラ(pata negra)という通称で呼ばれていて、その意味は「黒い脚」です。
  ハモン・イベリコを作るときには黒豚である証明として蹄をつけたままで熟成されます。
  スペインの生ハムのうち、約1割がこの「ハモン・イベリコ」です。
メリダのハモン

この、豚の種類の違いの他、ハムを生成する際の熟成方法や熟成期間なども違うので、風味も全く違ったものになります。
また、できあがったイベリコとセラーノは、見た目が全く違います。
ハモン・イベリコは、ブドウのような奥深い色をしており、ハモン・セラーノは薄い色をしています。

ということで、スペインには基本的に生ハムが2種類あって、一般的な物はハモン・セラーノ、高級品はハモン・イベリコであるということがおわかりになりましたでしょうか?
マドリッドのハモン

さて、では次にこのハモン・イベリコについて、もう少しお話しします。
ハモン・イベリコにはいくつか種類があるのですが、大きく分けて次の4つがあります。

①ハモン・イベリコ・デ・ベジョータ (Jamón ibérico de bellota) 
これが、ハモン・イベリコの中で最も高級なものです。
 イベリコ豚を、10月頃から冬の間放牧し、その名前の通りどんぐり (bellota)を食べて育てたものからできます。
 放牧によって動き回ることで余分な脂肪太をせず、筋肉にサシがはいり独特な風味と味わいがあります。
 ハモン・イベリコ・デ・ベジョータは、スペインで生産される生ハムの2%程しかありません。とっても貴重なんです。

②ハモン・イベリコ・デ・レセボ (Jamón ibérico de recebo) 
イベリコ豚を、10月頃から冬の間放牧したものの、規定の体重まで大きくならなかったものは、その後、穀物などを与えて飼育してから出荷されます。
 この豚から作られた物をハモン・イベリコ・デ・レセボといいます。レセボ(recebo)とは、餌を補うという意味です。

③ハモン・イベリコ・デ・セボ (Jamón ibérico de cebo) 
イベリコ豚を、どんぐりのシーズン(10月頃から冬の間)をはずして放牧したもので、穀物飼料/牧草などを食べて育てた豚から作られた物です。
 運動はしているので、ベジョータ/レセボなどと同様に、サシが入った美味しい生ハムになります。セボ(cebo)は、「飼料/餌」の意味です。
 牛肉のような濃い赤色ときめ細かな程よく入った脂肪(サシ)が通常よりも低い温度で溶けるため、口に入れた瞬間に広がる風味は、他の生ハムと
 一線を期す格別の味わいがあると言われています。

④ハモン・イベリコ・デ・ピエンソ (Jamón ibérico de pienso) 
イベリコ豚を、白豚と同じ飼育方法で育てたものです。ピエンソ(pienso)とは、「(乾燥させた)飼料」の意味があります。
サンミゲル市場のハモン

ハモン・イベリコ・ベジョータは、このようにとても生育に手間がかかる上、ハモン・セラーノに比べて、製造工程でも多くの熟成期間(約2年から4年程)がかかり、乾燥工程も面倒(自然乾燥)なため、とても高価な物になります。
スーパーに氾濫している安いイベリコの生肉は、イベリコ豚としての純血度が低かったり、ドングリ飼育をしていないものがほとんどです。
また、通常「ハモン」とは、後ろ脚で作られるのですが、前脚で作られる「パレタ」 (Paleta)が売られている場合があります。ちなみに、前脚は、後ろ脚より脂肪が少ないとのことです。

ということで、日本で「イベリコ豚は、どんぐりと食べて育っているので、とても風味がよくて美味しい。」と言っているのは、イベリコ・デ・ベジョータもしくはレセボというほんの一部の貴重な豚さんのことなんですね。
これは、とても数が少ないので、なかなか出会えない上にお値段もお高いです。
ですから、どこかで出会ったら、一度食べてみてはいかがでしょうか?
ベジョータでなくてもそこそこ味わえますよ!
スペインに行く機会があったら、是非!!! おすすめです!

※豆知識:
スペインのレストランやお肉屋さんに行くと、つり下げられている生ハムの下に、このような傘のような物が目に付くと思います。
レストランのハム2 ククルチョス
これは、「ククルチョス」といって、生ハムから出てくる脂を受けるものです。
また、バルなどではこのような生ハムを取り付けてある台を見かけますよ。
生ハム台
これは、「ハモネロ」と呼ばれるものです。このようなものがあったら、、、かっこいいですよね~。
でも、自宅には、、、いらないか...

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2010_09
07
(Tue)08:34

ちょっと安心。。。


! Hola Amigos !
? Como estas ?

毎日暑い日が続きますね。
我が家でもほとんどエアコンがつきっぱなしです。つけないと熱中症になっちゃいますよね。
ネコガーデンの植物たちも、この暑さでヘロヘロになっているようです。
はやく涼しい季節になるといいですね。

さて、今日の話題は、スペインのETAについてです。
ところで、みなさんは「ETA」ってご存じですか?
ETAは、スペイン北部(一部フランス南部を含む)のバスク地方の「分離独立を目指す過激派組織」のことです。
その略語「ETA」は、この地方独特の言語「バスク語」で表される「Euskadi Ta Askatasuna」の頭文字をとって付けられたものです。日本語では、「バスク祖国と自由」と訳されることが多いです。

このETAと言う組織は、これまで度々スペインでテロ活動を行っていました。
(マドリッドでの連続列車爆破テロは違いますよ。)

このETAの拠点であるバスク地方は、スペインでも有数の美食の地域で、美味しいものがたくさんあります! 
また、風光明媚なところも多く、サンセバスチャンなどはその代表的なところ(高級リゾート地でも有名)です。
しかしながら、このETAによるテロがあるためか、このあたりをまわる日本からのツアーはとても少ないようです。
la concha←サンセバスチャンのコンチャ湾。

スペインのクマとネコは、昨年このバスク地方(ビルバオ/ゲルニカ/サンセバスチャン/パンプローナなど)をまわってみました。
でも、特に危険を感じることも全くありませんでしたよ。最初に到着したビルバオの空港は、田舎空港にありがちなとてものんびりとした雰囲気でした。街の中でも堂々と「ETA反対!」と書かれた看板があったりして、バスク地方でもETAは受け入れられていないのだと感じることが出来ました。

さて、前置きが少々長くなってしまいましたが、、、
昨日、(新聞やTVなどで一部報道があったのご存じの方もいらっしゃるかも知れませんが。)このETAが「武装闘争を停止する。」との声明を発表しました。
これは、最近のスペインとフランスの治安当局の合同捜査により、ETAの武装活動部門の幹部が逮捕され、組織が弱体化したことの結果であると考えられています。

この武装闘争の停止が一時的なものか恒久的なものかはわかっていないようですが、とりあえず「テロ活動は起こさない。」と言うことが宣言されたので、ようやく安心してこの地方を観光することが出来るようになりました!
これで、バスク地方をまわる日本からのツアーも多くなるかも知れませんね。

いまは円高ですので、これを機にバスク地方を観光してみるのもいいですよね。
この地方の近くには、スペインで最も有名なワインの産地であるリオハ州がありますので、これからのブドウの収穫の季節に、このあたりも含めてまわってみるのも良いかと思います。

まだまだ、スペインにはこのような良いところがいっぱいありますね~。
もし、「他にもこんなところもありますよ。」などの情報や、その他いろいろな意見・質問などがありましたら、是非是非!コメントなどいただけると助かります!
(「スペインにいってきます!」「行ってきました!」「行きたいですのですが。。。」など、何でも良いです!)

では。

! Hasta luego !